育みの家は介護リフォームが大の得意です!その理由は?

介護リフォームというと高齢者のためにバリアフリー工事(手すり、段差解消)をするイメージが強いけれどそれだけではありません。病気の人、障害をもつ人が快適に暮らせるためのリフォームもその一つなんです。
どうも、栃木の『働く×暮らす』を木と鉄と遊び心で応援する建築屋 育みの家3代目の長善規(@maruzen3rd)です。
目次
介護リフォームに必要なこと
介護リフォームといっても特殊なことをするわけではありません。住まい手が心地よく暮らすために必要な空間を提供することは変わりません。
ただ、手すりを取り付けて、段差を解消して、というのはほんの一部。断熱気密補強をすることで部屋の温熱環境を整えてヒートショックの危険性を減らし、導線を整えることで介護しやすい空間を作ります。
介護する側もされる側も快適に暮らせるようにしたいですからね。
介護リフォームに必要なこと
- 建築(住宅)の知識
- 温熱環境の知識
- 福祉住環境の知識
- ホームインスペクタションの知識
- 介護者への提案力
- ライフプランニング力
資格でいうと
- 建築士
- ホームインスペクター
- 既存住宅現況検査技師
- 福祉住環境コーディネーター
- 暮らし省エネアドバイザー
- エネルギーパスエージェント
などなど
はい。わたくし全部持ってます。
なんでこんなに資格を取ったのか?
わたしは大家族で育ちました。曽祖母、祖父、祖母、父、母、兄弟4人の9人家族。27年前、曽祖母は在宅介護の末、自宅での看取りをしました。先月なくなった祖母も在宅介護末、自宅での看取りでした。
我が家は築100年近い古民家。窓はアルミサッシのシングルガラス、床や天井の断熱材なんて皆無です。冬場の室温は外気温とほぼ同じ。ストーブでいくら暖めてもすぐに冷気と交換されてしまいます。
こんな過酷な住環境にもかかわらず在」宅介護ができたのは「育みリフォームのおかげ。高齢者が過ごしやすいように縁側のある和室を改修。畳の下地を作り変え断熱材を補強。畳を汚れに強い和紙畳にしました。熱が逃げにくいように障子とふすまを活用。気流どめも施工しました。
熱を入れない、逃さない
そして介護しやすくメンテナンスがしやすい素材を採用。住環境を整えることで介護生活も慌てることなく過ごすことができました。
祖母の場合、認知症発症したのが86歳。症状は緩やかに進み、亡くなる2ヶ月前まで寝たきりになりませんでした。大好きな自宅でゆっくりと安らかな時を過ごせたことでしょう。この経験は育みの家の介護リフォームにもいかされていきます。
あなたの大切な家族と健やかな暮らしを応援します。
ではでは。
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