【実家リノベ】二階建ての実家を減築。子育て世代が暮らしやすい平屋へ住み継ぐ。|足利市 H様|
目次
コンセプト
二階建ての実家を減築。子育て世代が暮らしやすい平屋へ住み継ぐ。
古くて大きな農家住宅の『実家』。
二階の二部屋は物置になっていた。
一階の屋根と二階の外壁部分の取り合いのところで雨漏りが発生。
今後子育て世代が住み継ぐために大規模改修が必要だった。
そこで提案したのが「減築」プラン。
二階部分を取り払い、メンテナンスがかかりにくいコンパクトな平屋へ。
断熱性能・耐震性能を向上させることで安心して子育てができる『実家』を生まれ変わらせた。
間取り
設計のポイント
築年数がかなり経過している二階建ての実家はところどころ雨漏りもあり傷みが激しくありました。
若世帯(大人2名、子ども2名)が暮らすには大きすぎて使い勝手が悪い間取りとなっていました。
玄関入ってすぐの南側には応接間がありリビング、和室へと繋がってましたが、各部屋ごとに仕切られていて、窮屈なイメージがありました。
そこで思い切って二階部分と北側の部分を減築し、平屋として活用することを提案しました。
使わない二階があってもメンテナンスのムダになり、建築費を抑えるためにもコンパクトにすることが必要だと感じたからです。
リビングにつながる和室はみんなの寝室として活用。
子どもが大きくなってきたら北側の部屋を子ども部屋として活用。
それまではご主人の仕事部屋とガレージに。
LDKもコンパクトながら視線の抜けを使って広々使えるようになりました。
また共働き家族にとって欠かせないのがランドリールームです。
外が雨でも安心して洗濯物を干すことができます。
乾いたらそのままファミリークローゼットへ収納することで
家事が楽になる導線をつくりました。
南側には親戚の住まいがあるため、プライバシーを確保するために窓もコンパクトに。
LDKにつながる一窓だけ掃き出しサッシとすることで光を取り入れつつも
外からの視線を気にすることなく過ごすことができるようになりました。
建物説明
外観
屋根はガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き、外壁は金属製サイディング(ガルバリウム鋼板)を採用することでメンテナンスがかからない仕様としている。
二階部分を減築することによって将来のメンテナンス費用も抑えることができる上に雨漏りの心配も減っている。
サッシは樹脂サッシ+LOW-Eガラス(YKKAPW330)を採用。
国から住宅省エネキャンペーンの補助金を200万円もらっている。
内観
■和室
■玄関~廊下
■洋室
■施工写真
お客様の声
私達にとっては古くて大きすぎた実家を安心して子育てができる住まいにリフォーム工事をしていただきありがとうございました。
雨漏りもあった2階建てがこんなにおしゃれな平屋に生まれ変わるなんて想像もしていませんでした。
耐震も断熱もしっかり計画してくれてこの冬も家の中が暖かくて心地よく暮らせています。
相談から工事中の変更や要望を叶えてくれて本当にありがとうございました。
物件概要
住所 | 足利市 |
物件形態 | 実家リノベ(木造住宅) |
構造 | 木造二階建て→平屋へ |
工事期間 | 6ヶ月 |
建築年 | 築50年 |
その他 | 住まい育み健康診断を実施・断熱等級6(壁・天井:ウールブレス・床:スタイロフォーム100)・屋根(ガルバ)・外壁(金属製サイディング)・サッシAPW330 |
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