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家庭訪問がなくなった!?玄関、客間の考え方が変わる。

本日は娘たちの通う小学校の授業参観とPTA総会と学年懇親会と歓送迎会がありまして、PTA本部と保護者の皆さまお疲れ様でした。

どうも、育みの家代表ちょーさんです。

長女が入学してからいきなり本部入りしたぼくですが、今年度初のヒラ会員となります。

一年目 総務部部長

二年目 副会長

三年目 会長

四年目 顧問

五年目 監査

六年目←今ここ

はい、逆に何をしたらいいのかわからず落ち着きませんでした。(何もしなくてもいいんですよね♡)

小学校というものは時代の移り変わりとともに変わるところと変わらないところがはっきり出てくるものでして、PTA活動なんてものはまさに変わらないところなんですよね。

核家族化が進み、共働き家族やシングルの家族も増えて、今までのPTA活動が負担になってしまうことが多々ありました。ぼくが会長だったときには、員選出方法の改善、バザーの簡略化や役員会議の回数減など少しずつ改善を図っていました。次年度もそのあとも広報誌の外注化などスムーズなPTA活動への変化が見受けられてます。ほんと本部役員の皆さんお疲れ様でした!

顧問もお疲れ様!

時代が変われば暮らしが変わる。

暮らしが変われば住まいも変わる。

昔のここいら辺の地域の農家住宅といえば、大きな玄関につながる中廊下、縁側と二間続きの和室、奥に寝室と水回り、廊下挟んでLDK。同じ設計士が書いたのかと思うほど似ている間取りばかり。

近所の友達が茶飲話に玄関や縁側でお茶をする。

法事で親戚一同が集まるときに二間続きの和室が活躍する。

そんな時代に建てられた住まいだから今の暮らしに合うかというとそんなことはないんですよね。

今では友だちとのお茶飲話は近所の喫茶店やデイサービスセンターだし、親戚が集まるときはお座敷のあるお店。

使われないスペースだけがちょっと寂しそうに残されている気がします。

家庭訪問がなくなった!

今年度からうちの小学校でも家庭訪問がなくなりました。家庭訪問といえば、先生が客間に上がりお茶やお菓子を勧めるも規則で飲めない食べられないとかいう例のあれですね。

客間のない家だとダイニングまであがることになるのでお母さんたちも必死に掃除をしていたことでしょう。あ、うちの場合は自営業の強みを生かし事務所の打ち合わせスペースを使ってました。

そうなるとますます客間の優先順位は下がってきますよね。一年に一度あるかないかのお客さんよりも、一年365日暮らす家族のために活用したいじゃないですか。

玄関だってただ広いスペースがあるよりもより実用的に土間収納できるほうが喜ばれます。

古来より日本人は日常を『ケ』、非日常を『ハレ』の日と分けて考えてきました。『ハレ』の代表として葬式や結婚式、法事があります。この時のために広い玄関と二間続きの和室と縁側が使われてきたわけですね。

今はさまざまなサービスやお店が増えたり儀式の簡略化が進んたりと求められる間取りも変わりました。

育みの家との家づくりで一番大切なのは暮らしている家族が健やかに笑顔で過ごせるかどうかだと考えています。

本当にそのスペースは必要なのか?

もう一度考えてみてくださいね!

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この記事の著者

育みの家㈲丸善工業 3代目 長 善規

住宅診断(インスペクション)からの大規模リフォーム提案を得意とする。
2級建築士。その他数ある資格・知識・経験・実績から、デザイン・機能性、環境への配慮、資金面・ランニングコストも含めてトータルに対応。
家族と家づくりをこよなく愛する勉強家。

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