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【実家リノベ】計画の時期を考えよう

どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。

【実家リノベ】計画の時期を考えよう

リフォームやリノベーションには家の価値を向上させ住環境を改善してくれる方法ですが、

その計画の時期を適切に選ぶことは成功の鍵となります。

特に実家はさまざまな人間関係が絡んでおり、

考慮すべきいくつかのポイントがあります。

「実家リノベ」を成功させるための計画を進める時期を

検討するためのポイントをまとめてみました。

1.季節と気象条件

実家リノベの計画には屋根や外壁・開口部などを解体する工事が含まれることも少なくありません。

気象条件が良好な季節を選ぶことで建築の工程がスムーズになることも。

特に解体工事や屋根改修工事・外壁工事などは梅雨時期を避けるといった工夫が必要になります。

また住みながらの工事なのか、

仮住まいに引っ越ししての工事なのかによって最適な時期は変わります。

「実家リノベ」の場合、

住みながらの工事には工事の音や人の動きなど大きなストレスがかかります。

できるなら仮住まいに引っ越しての工事をお勧めします。

2.予算と資金計画

実家リノベには建替えよりも予算を抑えることができますがそれでも予算は必要になります。

ご自身の経済状況や実家リノベにかかる予算はあらかじめ準備しておきましょう。

親・兄弟からの支援はあるのか、リフォームローンは可能か。

老後の資金はとっておいてあるか。介護の資金はどの程度必要か。

予算の観点からも計画の時期を選ぶことは重要となります。

ご家族のライフプランをたててみるといいでしょう。

 

3.家族のスケジュール

「実家リノベ」は家族全体の影響を与えることがあります。

学校や仕事のスケジュール、家族のイベントなどを考慮して、

工事期間が家庭生活に最小限の影響を与える時期を見極めましょう。

特に、手術や入院、受験や出産などイベントがある時期は避けた方がいいですね。

しかし家族のライフプランを検討してみると実はなにもない時期というのは以外と少ないもの。

早め早めの行動が「実家リノベ」の成功につながります。

 

4.地域の特有の要因

地域によって気象条件や建築慣習が異なるため地域の特有の要因も考慮しましょう。

とくに豪雪地域の場合、雪が積もったときの工事はなかなか進みません。

梅雨時期・台風の時期など気象を読むことは難しいかもしれませんが、

特定の工事をずらすだけでも解決できることもありますので建築屋さんと相談してみましょう。

 

5.補助金の時期

子育て世帯のリノベーションや

断熱改修、耐震改修など国や市から補助金がもらえるケースもあります。

補助金の実効時期を見極めてもらえるものはしっかりもらっておきましょうね。

わが家の「実家リノベ」では、

耐震改修補助金で130万円、断熱改修補助金で100万円を活用しています。

総予算の1割戻ってくると考えるとその後の引っ越しや家具購入など助かります。

https://www.env.go.jp/press/press_02464.html

https://www.city.tochigi.lg.jp/soshiki/44/1840.html

まとめ

実家リノベの計画を進める際には、これらの要素を総合的に考慮して自分たちに最適な時期を見極めることが成功への第一歩となります。

計画を慎重に練り、頼りになる建築屋さんのアドバイスをうけながら進めることであなたにとって理想的な「実家リノベ」が実現できるでしょう。

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この記事の著者

育みの家㈲丸善工業 3代目 長 善規

住宅診断(インスペクション)からの大規模リフォーム提案を得意とする。
2級建築士。その他数ある資格・知識・経験・実績から、デザイン・機能性、環境への配慮、資金面・ランニングコストも含めてトータルに対応。
家族と家づくりをこよなく愛する勉強家。

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