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寒いお風呂とサヨナラしよう。ヒートショックを防ぐ断熱改修工事。

先日の雪騒動。栃木市ではほとんど降らなかったみたいですね。どうも『はたらく×くらす』を木と鉄で育む建築屋 丸善工業3代目の長善規(@maruzen3rd)です。スタッドレスタイヤをはいていても道路が凍結していたら滑ります。安全運転でいきましょうね。

芯から震えるとはこのことですね

 

さて本日から断熱改修工事が着工しました。

築40年、古くなった昔ながらのタイルのお風呂を温かいユニットバスへ交換します。

 

このタイル貼のお風呂はなかなかやっかい。

浴室を必死に暖めようとしてもすぐにタイルに熱が奪われてしまいます。

おまけにアルミのシングルガラスの大きな窓が自然のエアコンがわりに。

効果は逆(冬は熱を奪い、夏は熱を入れる)なもんだから困ってしまいますよね。

今回は断熱性能の高いユニットバスに交換するとともに断熱改修も施工します。

 

断熱性能の高いユニットバスとは?

ユニットバスは暖かいとよく言われますが、実はメーカーによってその断熱性能は異なります。

LIXILやTOTOのユニットバスですと基本的な断熱は浴槽まわりだけ。

浴室全体を覆う断熱材はハイグレード商品かオプションとなります。

しかも全体的に15mmの発泡スチロールが表面につくのみ。

 

これがタカラのユニットバスになると標準で浴室全体を覆う断熱材がついてきます。

天井は24mm、壁は16mmでスチールとステンレスのサンドイッチパネルとなっています。

 

新築とリフォームのユニットバスの考え方

もとから断熱性能の高い新築住宅ならば浴室に断熱性能はそれほど求めません。

デザイン性や使い勝手を考慮していろんなメーカーを選択肢にすることができます。

 

ですがリフォームとなると話は別!

壁が熱伝導率の高いコンクリートやコンクリートブロックになっていて断熱材を入れられない形状の場合、浴室そのものに断熱性能が求められます。

リフォームでユニットバスを交換するときの育みの家のオススメは「タカラスタンダード」「クリナップ」です。

それぞれ浴室全体を覆う断熱材は標準装備。それもサンドイッチパネルで熱を逃しにくい構造となっています。

参考までにどうぞ↓

 

設備に頼る前に本質を改善しよう

よくヒートショックを防ぐために浴室や洗面所を暖めようというワードが聞こえてきます。

そのために浴室暖房器や洗面所を温めるヒーターが販売されています。

これはこれでアリなんです。

浴室や洗面所の断熱改修となると大きな工事になってしまいますから。

 

ただしこれは

「大きな穴が空いたバケツに水を注いでいる」

状態です。

それだけ穴が空いている分以上のエネルギーは必要になるし光熱費にも反映されます。

まずは穴を塞ぐ・小さくすることを考えてみてはいかがでしょうか?

この大きな窓も半分塞いで小さくします。

大切な人を守るために

ヒートショックで亡くなる人数は交通事故で亡くなる人数を大きく上回っていることをご存知でしょうか?

日本気象協会ではヒートショック予報といったページも作っています。

真冬の冷え込みは毎年のこと。

これから何十年も寒いお風呂で我慢しますか?

家の段差解消だけではなく家の温度差の解消もぜひ検討してみてくださいね〜。

 

代表ブログもよかったらどうぞ♪

 

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この記事の著者

育みの家㈲丸善工業 3代目 長 善規

住宅診断(インスペクション)からの大規模リフォーム提案を得意とする。
2級建築士。その他数ある資格・知識・経験・実績から、デザイン・機能性、環境への配慮、資金面・ランニングコストも含めてトータルに対応。
家族と家づくりをこよなく愛する勉強家。

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